フォルクスワーゲン・ポロGTI R5の出火アクシデントが5件続いており、うち3台はWRCイベントで発生している。ペドロ・メイレレスが金曜日にアルガニルの2回目の走行でステージを塞いだのが3台目。コルシカではリック・カミリ、ERCカナリアスではダニエル・マルバンがマシンを破損させている。
WRCポルトガルでは、土曜日にもオーレ・クリスチャン・ベイビーがSS10で出火。スイスのラリー・デュ・シャブレーでは、セドリック・アルタウスのマシンが破損している。
奇遇にもラリーポルトガルのスタート前、スペインのRMCモータースポーツがフォード・フィエスタR5に積載していた消火器の公認ステッカーが期限切れであったことが判明し、5000ユーロの罰金が科されたという一件があったばかり。
フォルクスワーゲン・モータースポーツは、ポロGTI R5の出火アクシデントが連発していることに関して「我々のカスタマー車両になぜ出火アクシデントが発生しているのか、全力で原因究明に努めている」とのコメントを発表。
「全てのカスタマーと緊密に連絡を取り合っている。最も重要なことは、全クルーが無事であることだ」
(Martin Holmes)