ヒルボネン失格、優勝はフォードのオストベルグに – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒルボネン失格、優勝はフォードのオストベルグに

 

 ミッコ・ヒルボネンのシトロエン初優勝で幕を閉じたはずのポルトガルだが、シトロエンDS3 WRCのクラッチとターボに違反が見つかりヒルボネンは失格、リザルトから除外となった。
 再車検で発覚したシトロエンDS3 WRCの違反は公認未取得のクラッチとタービンホイールのオーバーサイズ。

 これでラリーの結果は繰り上がり、アダプタ・ワールドラリーチームのフィエスタを駆るマッズ・オストベルグが初優勝を飾ることとなった。2位には同じくフォードMスポーツのエフゲニー・ノビコフ。3位はデイ2でリタイアを喫しながらも追い上げたペター・ソルベルグが入賞することとなった。

 シトロエンはこの裁定を不服として控訴する構え。チーム代表のイブ・マトンは次のように語った。

「もちろん我々は違反をしようとしていたわけではない。また、クラッチもタービンも、我々にアドバンテージをもたらすようなものではなかった。よって、我々シトロエンは、この裁定に対して控訴する。このようなことになってしまい、ミッコとヤルモには申し訳なく思っている。ふたりは非常に難しいコンディションのラリーでありながら、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。勝利にふさわしいのは彼らだと思っている」



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