WRCイタリア:オジエ「シェイクダウンでは3回も通過した場所」デイ2コメント集 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCイタリア:オジエ「シェイクダウンでは3回も通過した場所」デイ2コメント集

©Red Bull

ラリーイタリア・サルディニア、デイ2終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。本格的なステージが始まった初日、イン側の石に引っかけ、らしくないミスでデイリタイアを喫したセバスチャン・オジエ。石の存在を知らなかったわけではなく、本当に下らないミスと自分をいさめた。

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ダニ・ソルド/総合首位

HYUNDAI

「素晴らしい滑り出しになったが、戦いは3日間続くのだということを忘れてはならない。金曜日には優勝は決まらないんだ! それでも、もちろん走行順のアドバンテージはあったが、i20クーペWRCからコンペティティブなペースを引きだす事ができた。土曜日にいい走行順を得るために、今日はアドバンテージを最大限に活かさなくてはならなかった。ものすごく集中しなくてはならなかった。特に午後のループは、わずかなミスでも甚大な悲劇につながるからね。最終ステージでは、確実に好位置で今日を終えるために少し速さを犠牲にした。ラリーをリードしているというのはいい響きだが、まだ先は長い」

■アンドレアス・ミケルセン/総合4位

HYUNDAI

「午前のループで選んだタイヤが当たらず、厳しい滑り出しになった。スタートした時点から、タフになりそうだということは明らかだった。自分たちにできることはなく、マシンの動きは暴れていた。最後のステージまでにリヤタイヤはスリックになっていたよ。午後はかなりよくなった。ドラビングもよくタイヤチョイスも当たり、マシンのフィーリングの素晴らしかった。明日は走行順がすごく重要になるので、これ以上順位を上げられなかったのが残念。午前のことがなければ、もっと上に行けたはずなんだ」

■ティエリー・ヌービル/総合7位

HYUNDAI

「最高の一日とはならなかったが、生き残ったということが重要だ。午前はベストのタイヤチョイスはできなかったが、首位と僅差にまとめることができた。重荷が増えた事が最大のディスアドバンテージだった。石がたくさんあってマシンが暴れてしまい、まっすぐ走らせるのに苦戦した。午後はペースノートのコミュニケーションミスで厳しい滑り出しになり、ディッチにはまってしまった。誰も攻められない、ただ起きてしまっただけだが、かなりのタイムロスになってしまった。次のステージではタイヤを思いっきり使ったが、他のクルーの走行はキャンセルになってしまった事で自分たちに不利になってしまった。ここから先は順位を上げて行くのは厳しい戦いになるが、あきらめない。ポディウムの可能性はまだ残っている」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合2位

M-SPORT

「今日のパフォーマンスには本当にハッピー。チームが一丸となって最高の仕事ができたと思うし、午前に自分がスピンをして10秒以上をロスしてしまったミスがとにかく残念。ヤルモは一日中、自分をトレーニングしてくれた。また学生に戻ったようで楽しかったよ。自分はまだ若いし、彼のような本当に経験が豊富なコ・ドライバーが隣にいるのは素晴らしい事。明日はみんな速くなると思うので、自分のパフォーマンスに集中しなくてはならない。ポディウムや、トップ4でもうれしいが、とにかく自分のベストを尽くした上で結果を待ちたいね」

■エルフィン・エバンス/総合5位

M-SPORT

「順調でスピードも出ていたが、午前のいくつかのステージでマシンのフィーリングがしっくり来なかった。これがかなり痛手になった。午後はいい感じに進んでいたが、SS7では後続の走りがキャンセルになったので、自分たちはかなりタイヤを使った事になってしまった。SS9で小さなミスをして、SS9は砂利掃きの重荷が大きかった。思っていた以上に順位を落としてしまったが、それでもかなり接戦になっているので、明日も前を向いて戦って行く」

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■オィット・タナック/総合3位

TOYOTA

「チャレンジングな一日だったが、できることを尽くしたと思っている。午後は、走行順が一番になってさらに試練が重なった。OKなセクションもあったが、ナローなところは轍がグラベルで埋まっていて、トラクションをつかむのが本当に大変だった。最後の方のステージは、1ステージ分タイヤを使っていないドライバーたちと争わなくてはならなかった。でも、自分たちのリズムがよかったので、どのステージでもプッシュすることができた。明日はビッグファイトになるが、走行順はよくなるので、状況が一変することを願うよ」

■クリス・ミーク/総合6位

TOYOTA

「今日のステージは、ほとんどが自分にとって初めて。午前は自分の走りを見つけるのに少し苦戦した。タイヤチョイスも、他の選択があったかもしれない。午前の途中から既に気温が高くなっていたので、ミディアムタイヤにはタフだった。午後は、もっといい走りができてタイムもまずまずだった。マシンはほぼ完璧で、基本的にはかなりハッピーだった。明日のステージは、このラリーのおなじみのステージになるので、自分も走った事があるからフィーリングもよくなるはず。1つでも順位を上げられるようにしていきたい」

■ヤリ‐マティ・ラトバラ/SS9でデイリタイア

TOYOTA

「午前は本当にいい内容だった。すごく暑く、タイヤの摩耗が激しくなる事は分かっていたので、ハードタイヤ5本で行ったがいい選択だったと思う。その後、午後の最初のステージ、ヘアピンでハンドブレーキを引くのが早過ぎてしまい、コーナーをインカットして転倒した。下らないミスだった。ミーカと一緒にマシンを起こすのは本当に大変だった。次のステージはマシンはうまく走って、いいタイムが出せた。でも、最後のステージで、ヘアピン出口の加速でステアリングが左向きにロックしてしまい、コースオフして走り続ける事ができなくなった。今は受け入れがたいが、明日は走行に戻って楽しめる事を期待するよ」

[シトロエン・トタルWRT]
シトロエンC3 WRC

■エサペッカ・ラッピ/総合8位
「浮き沈みのある一日だった。午前はパンクと、センサーのトラブルでエンジンブーストが効かなくなり、トラブルだらけだった。でも、スタート順よりも上で一日を終えられた。残念ながらグラベルでは初日がかなり重要になり、今日がこの内容なので明日はいい走行順が得られない。順位アップするためには辛抱強く戦うしかない」

■セバスチャン・オジエ/SS5でリタイア
「このリタイアは明らかに自分のミス。タイトな左コーナーで、カットがわずかに詰め過ぎた。大きな石にヒットしてステアリングアームが破損した。どこに石があるのかは分かっていたし、シェイクダウンでは3回も通過したところだ。わずかにクレストになっていて、少しブラインドで、たぶん曲がるのがわずかに早過ぎたのだろう。自分たちで修復しようとしたができなかったので、リタイア以外に選択肢はなくなった。これで、今回は望むような結果を得るのはかなり難しくなった。走行順が早くなるし、パワーステージで5ポイント獲得できるチャンスもないと思う。だから、ライバル達の動向を見るしかない」



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