ポルトガル、イタリアとWRC2優勝こそならなかったが、ドライバー層の厚い本場ヨーロッパラウンドでも一線級のスピードを見せた勝田貴元に、ヤリスWRCでのWRC参戦という情報が流れている。
これは、ル・マン24時間を連覇したフェルナンド・アロンソが、地元スペインのWRCカタルーニャでトヨタ・ヤリスWRCを駆るのではというウワサが出ていることに対し、TOYOTA GAZOO Racing WRTのスポーティングディレクター、カイ・リンドストロームがこれを否定するかたちでヨーロッパのメディアを相手にほのめかしたもの。
それ以外にも流れている様々な情報を総合すると、ドイツ、カタルーニャのターマックラリー2戦を中心にヤリスWRC再搭乗が調整されている模様だ。勝田本人は「今のところ決まっているのはフィンランドで新しいフィエスタR5に乗ることのみです」と語っているが、今後の吉報を待ちたい。