英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、ペター・ソルベルグとオリバー・ソルベルグが親子揃って登場し、スバルのラリーマシンでタンデム走行を行う。ペターはWRC初優勝をマークした2002年のインプレッサWRC、オリバーは今季から参戦しているアメリカン・ラリー・アソシエーション(ARA)のオリンパスラリーで初優勝を飾ったWRX STIを駆る。
オリバー車は、ARAアイダホラリー終了後に空輸で持ち込んだという。オリバーのARA参戦時の所属チームであるスバルモータースポーツUSAは、今回がグッドウッド初参加。イベント終了後もただちにマシンを米国に戻して次戦ニューイングランドフォレストラリーに備えるという。
ペターはプロドライバーとしての引退を表明し、お別れツアーの一貫としての参加。オリバーとのタンデム走行の他、1995シーズンにノルウェーのラリークロスに参戦したボルボ240、2014−2015年の世界ラリークロス選手権で使用したシトロエンDS3 スーパーカー、2017ー2018年に世界ラリークロスのチームズ選手権を連覇したフォルクスワーゲン・ポロRスーパーカーを持ち込む予定とのことだ。
「グッドウッドの素晴らしいところは、様々なマシンが集まるという事だ。信じられないほど、たくさんだよ! 最古のF1マシンから、フォルクスワーゲンのI.D. Rまでね」と語るペターは、登場車両を紹介する動画を公開している。