APRCで二度目のドライバーズ、マニュファクチャラーズのWタイトルを狙うプロトンモータースポーツが、今季の参戦でDMACKタイヤを使用することを発表した。
マレーシア本社のプロトンと中国に本社を置くDMACKタイヤとのコンビネーションは、アジア−パシフィック地域を戦うシリーズの参戦において最高の組み合わせ、とするプロトンモータースポーツは、DMACKと共に今季のAPRC開幕に向けて新型タイヤの準備を進めていたことも明かした。
プロトンモータースポーツのチーム代表、クリス・メローズは「DMACKは、テストでも我々のための新型タイヤの開発でも、驚くほど真剣に取り組んでいる。APRCで必要となるタイヤレンジを考えれば、DMACKは最高のパートナー。設計能力を持ち、テストや新タイヤの開発も非常に迅速で効率的だ。ドライバーのアリスター(マクレー)やP-G(アンダーソン)、チームスタッフも、DMACKとの契約で活気づいている。また両社がタッグを組むことで、今季はマレーシアと中国、2つも母国ラウンドを迎えることになる」と語った。
DMACKタイヤのモータースポーツディレクター、ディック・コーマックは「アジア−パシフィックはDMACKにとって非常に大きな市場なので、プロトンのワークスチームとの連携は素晴らしいこと。このレベルでワークス活動に関わるのは初めてのことなので、今季がエキサイティングな年になることは間違いない。今季のAPRCにはシリーズのために専用に設計した新型タイヤを投入、開幕戦のワンガレイには3種類のコンパウンドを持ち込む」と語った。
APRC開幕戦は3月30日、ニュージーランド北島のワンガレイで開幕。