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IRCカナリアス2日目:コペッキーが優勝!

 

インターコンチネンタルラリーチャレンジ(IRC)第2戦、ラリーイズラズカナリアス(ターマック)は3月17日、最終日の競技が行われ、シュコダモータースポーツのヤン・コペッキー(シュコダファビアS2000、チェコ)が優勝。
昨年チャンピオンで、自身初のターマック勝利での通算4連勝目を狙ったシュコダUKのアンドレアス・ミケルセン(シュコダファビアS2000、ノルウェー)は、終盤でエンジンのミスファイアが発生しスローダウン。それでも2位に入り、シュコダ勢が1-2を飾った。

両者3.6秒差で迎えた最終の16.12kmステージ。この大一番で、ミケルセンのマシンには非情にもインジェクターのコネクターが破損するトラブルが発生してしまう。これでパワーを失ったミケルセンは万事休す。コペッキーに勝利を譲って28.3秒遅れの2位でのフィニッシュに泣いたが、選手権争いでは首位に立っている。

「最後の3本は、ふたりともかなりプッシュしていたんだけど、ついにはアンドレアスにトラブルが発生した」とコペッキー。「正真正銘のバトルで彼を負かしたかったので、ハッピーな気分とは言えないね。でもラリーではこんなことも起こりえる。今回参戦するチャンスを与えてくれたシュコダと、僕の新しいコドライバー、パヴェル・ドレスラーに感謝している」

一方、全16SS中、13本で首位に立つなど好調を続けていたミケルセンは、「SS15のフィニッシュ手前3kmの辺りでミスファイアが起こり始めた。何かしら修復ができないかと試みたけれど、手の施しようがなかった。まったくパワーがなくなった。とにかく走り切ることができるようにと願っていたよ。優勝目前だと思っていたから、本当にがっかりしている」

3位には、プジョー207S2000のルイ・モンツォン(スペイン)が入った。モンツォンはコリン・マクレー・フラットアウト杯も獲得している。モンツォンは過去2回、このイベントを制しており、今回も全般でトップ3タイムを連発していた。
プロダクションカップは、ルノーメガーヌRSでの初参戦で挑んだフランスのロベルト・コンサニ、2WDカップは、スズキモーターイベリカから参戦したジョアン・バインズ(スズキスイフトS1600)が制した。

IRC次戦はサーキットオブアイルランド(4月6-7日、ターマック)。



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