今季、全日本ラリー選手権と併行して、STARDからERCに参戦している新井大輝。今週末は自身にとって今季初のターマックでのERC戦となる、イタリアのラリーディローマ・キャピターレ(ERC第5戦)に挑む。激戦のERC1ジュニアにもノミネートしていることから、ERCでも新井の参戦は注目を集めており、ラリーを迎える新井のコメントを伝えている。
「自分はターマックもグラベルも同じように好きだが、今回の主な目標はヨコハマタイヤのためのフィードバックを得ること。ERCでは、今季初めてのターマック戦となるので」と新井。
「シトロエンC3 R5での初めてのターマック戦でもあるし、今回はコ・ドライバーのイルカ・ミノアが参戦できないので、ヤーゲン・ヘイグルとの初コンビでもある」
ラリーは7月19−21日、イタリアのローマを拠点に開催。16SS・203.40kmが設定される。今季のERC1ジュニアは全6戦で争われ、これが5戦目となる。新井はこれまでに、リエパヤ、ポーランドの2戦に参戦しており、ERC1ジュニアでは21ポイントを獲得して11位。首位には、ここまで2勝、3位1回を収めているクリス・イングラム(94ポイント)が立っている。