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ERCローマ参戦の新井「今までで一番難しいラリーだった」

©ERC / Gregory Lenormand / DPPI

7月19−21日に開催されたERC第5戦ラリーディローマ・キャピターレに参戦した日本の新井大輝。今季のERC参戦の中では初のターマック戦となり、今回はコ・ドライバーも初めて組むユルゲン・ヘイグルとのラリーとなった。

シトロエンC3 R5での3戦目となった今イベントは、他の多くのドライバーと同様にパンクに苦しめられた新井だったが、ERC1ジュニア部門では4位に入った。このラリーを振り返り、新井は
「タフなラリーだった。このマシンにヨコハマタイヤを履いて初めてのターマックだったし、ユルゲンとも初めての参戦。実際、これまで参戦した中で一番難しいラリーだった」と厳しさを語った。
「自分のドライビングスタイルで、自分たちのパッケージを改良し続けることに専念しなくてはならなかった。実は、今回のラリー中にかなり改良できた部分があるので、次に参戦するERC戦、チェコラリー・ズリンではいいペースを見せられたらと期待している。タイヤパートナーのために、大量のデータを収集できているので、もう一回ターマックラリーに出るのはいいこと。もちろん将来に向けて、いい形につなげていきたい」

ERC / Gregory Lenormand / DPPI


今季のERC1ジュニアは全6戦で構成され、次のチェコ戦が最終戦。選手権争いはベスト4戦のポイントが有効で、現在、今季2勝を収めているクリス・イングラムが選手権首位に立っている。ここまで3戦エントリーの新井は、選手権6番手につけている。



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