オィット・タナック/総合6位
「終盤のステージはとても良かった。ほとんどのステージで、エフゲニーとのスプリットタイムとの差をチェックするかたちだった。サービス後ひとつ目のステージでは、彼に対して8秒ほど差をつけられたのでとてもよかった。スーパースペシャルでペターと戦えたのはとても楽しかった。全力を尽くしたが、少し無理をしすぎて、最初のコーナーで大回りになりタイムをロスしてしまった。最初のループと2回目のループでのタイム差は一緒だったので、タイムロスは最初のループであったようだ。次はもう少しうまくやるようにする。最後のステージでエフゲニーに問題があったのを知り、プッシュする必要がなくなった。自分の後とのさは大きので、明日は来年に備えてペースノートを完璧にする作業に取り組む」
マッズ・オストベルグ/総合5位
「セットアップに関して色々やって入るけど、5位を確保するためのドライビングとなっている。時間はまだたくさんあるので、無事に終わりへと迎えるようにしていく。スーパースペシャルでヤリ‐マティと戦えたのは楽しかった。彼に負けたのは残念だったけど、本当に僅かな差だったんだ。明日の朝には新しいことを試したいのだが、結果がどうあれ、それを戻すことはできない。なぜかというと(SS22)はとても長く集中力を維持するにはクルマに慣れていないといけないから。後とは比較的離れているので、明日はこのイベントについて学ぶことに充てられる。とても特殊なラリーで、セットやスタイルも独自のものが必要となるので、来年に備えて学習したいと思う」
ケン・ブロック/総合10位
「午前中のようなツイスティなヤツも悪くはないが、あれだけ長いととてもトリッキーだ。それに引き換え、午後のステージ(コマンジラ)は、全開で流れるように走り、本当に楽しめた。長いセクションでより良くドライブできるようにクルマの調整をしてきたが、ライバルたちと互角に戦うにはもっと集中する必要がある。コーナーに飛び込み、タイヤのグリップを引き出すには全てをかけなければいかない。もちろん、そうなるように頑張っている。ブレーキングとサスペンションには希望が見えてきて、明日はもっと自信を持って行けそうだと感じた。習熟のプロセスにあるが、自分にとっての問題点は他の連中はクルマを継続して開発していること。だから、自分のことを「観光客」と呼んでいるだが、彼らと同じレベルでは戦い、開発することはできない」