キャロッセは、WRCフィンランドにMスポーツ・フォードから参戦するヘイデン・パッドンの参戦サポートを行う事を発表した。パッドンは、自身のFacebookページにカラーリングを施したマシンの画像を公開しており、前後フェンダーにCUSCO、フロントフェンダーにWinmaxのロゴがあしらわれている。
(以下チームリリース抜粋)
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株式会社キャロッセは、WRC 2019第9戦Rally Finlandに参戦するNew ZealandドライバーHayden Paddon選手の参戦サポートをいたします。
2018年度Hyundai MotorsportのオフィシャルドライバーとしてWRCにフル参戦するも、2019年度のシートの確保ができず、2019年度WRC参戦が難しい状況でしたが、この度Ford Fiesta RS WRCにて返り咲きを果たしました。
弊社は、かねてより友好関係のありましたPaddon選手がWRC復帰の機会に、ヨーロッパにおける自社ブランド“CUSCO”をプロモートすることを目的とし、また来年度WRC Rally Japanの復活に向けての活動準備を視野に入れ、WRC参戦の一環としたラリーならびにモータースポーツ活動とCUSCOのブランディングとして位置付けております。
ヘイデン・パッドン コメント
「WRCに戻ってきました! ジョン・ケナードと一緒にMスポーツのフォードフィエスタWRCでラリーフィンランドに挑戦するのが待ちきれません。WRCのシリーズにもっと参戦するためにも、じっとはしていられないので頑張りたいと思います。
まず、この機会を私たち与えてくださったヒュンダイNZに大変感謝いたします。また非常に短い期間でこの話をまとめ、私たちを歓迎してくれたMスポーツにも大変感謝いたします。そして、私たちを信じ続けてくださり、最終的にこの機会を可能にしてくださった多くのHayden Paddon Rallysport Globalのシェアホルダーの皆様にも感謝いたします。
このイベントがうまくいくよう、ありとあらゆるものを投じて今から4週間かけて一生懸命頑張りたいと思います。車両テストが1日と時間は限られていますが、Mスポーツのエンジニアがいれば充実したものになると確信しています。目標は最低でもトップ5ですが、可能な限り上を目指します!
私たちをサポートしてくださるパートナー「Ben Nevis Station」「CUSCO」「Winmax Brake」「PAK’nSAVE and Z Energy」にも大変感謝いたします」
代表取締役社長 長瀬努コメント
「Paddon選手がAPRC参戦当時からお互いに競い合ってきたドライバーであり、2020年WRCラリージャパンが誘致されている最中、CUSCOブランドと共にWRCを日本で盛り上げてゆくためにも、アジアパシフィックのドライバーをサポートすることが重要と考えております。ラリーフィンランドでの活躍を期待し、また2020年度に向けて応援いたします」