今年のラリーインドネシアは、元WRCドライバー、サバーン・アクサの三菱ランサーエボリューションXが総合優勝を飾った。APRCファイナルへの進出権獲得対象イベントであるAPRC第5戦、アジアカップ第2戦として開催されたこのイベントでは、インドネシア出身のドライバーがトップ3を独占。2位はリハン・バリザのマツダ2。プリアマナヤ・ジャン(ランサーエボリューションX)、アルドリアン・スワルジ(ランサーエボリューションIX)が続いた。
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ディック・コーマックが創設して8年、DMackタイヤのマーケティング会社が破産申請を行ったことが報じられた。DMackタイヤは、イタリアの関連会社を通じて、まだタイヤの製産を行っている。同社の問題は、中国でラリータイヤの製産を開始した時から始まったと伝えられている。
DMackタイヤは、ミシュラン、ピレリと並んでWRCの4WD選手権の公式サプライヤーとなっていた。
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セバスチャン・ローブが、クネオで開催されたイタリアのWRカー選手権シリーズの一戦、アルバラリーに参戦し、ヒュンダイでの2勝目を挙げた。2位に入ったのは、ヒュンダイi20 R5のステファン・サラザンだった。このイベントは、ミックスコンディションで行われ、序盤トラブルに見舞われたオーレ・クリスチャン・ベイビー(i20 R5)は、9位まで挽回してフィニッシュを迎えている。
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フォルクスワーゲン・モータースポーツは、完全電力のマシン、ID.Rの次の活動として、中国中西部の天門山ヒルクライムに挑む。1300m上るまでに99コーナーが待つツイスティなコースだが、日程はまだ明らかにされていない。
(Martin Holmes)