マーティン・ホームズのWRCプレビュー・ドイツ編:ヒュンダイは新シャシーを投入 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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マーティン・ホームズのWRCプレビュー・ドイツ編:ヒュンダイは新シャシーを投入

©Hyundai

8月22日(木)から24日(日)にかけて、ドイツのボスタルシーを拠点に開催される2019年WRC第10戦ラリードイツ。大御所WRCメディア、マーティン・ホームズによるラリー直前のWRCチーム近況をお届けしよう。

Rallye Deutschland

シトロエン

より正確なセッティング変更を行いやすくするため、ジョーカーを使って新たに公認を受けたフロントサスペンションは、フィンランドでうまく機能した。フィンランドで発生したセバスチャン・オジエ車の消火器漏れは、チリで発生したトラブルの再現ではないが、今後に向けての解決策はつかんでいる。

WRカーは4日間のテストを行い、オジエ、エサペッカ・ラッピ、ゲスト参加のエリック・カミリ(ドイツの参戦はMスポーツ・フォードからであるにも関わらず!)がブドウ畑エリアで、バウムホルダーでは、オジエとラッピが半日ずつ走行した。マッズ・オストベルグも、フランスのブドウ畑でR5マシンのテストを2日間行っている。

コルシカ後、トランスミッションとサスペンションに関しては相当数の開発テストを行っているほか、ジョーカーを使用して新たに公認を取得したエンジンがドイツで投入される。使用するマシンは、サルディニアと同じものだ。

ノートクルーは、オジエ担当がジャン−ジョセフ、ラッピはミッコ・ヘイッキラが担当する。

ヒュンダイ

フィンランドでは、マシンのパフォーマンスに関しては全体的にポジティブな成果が得られたが、ティエリー・ヌービルはプレイベントで豪雨に見舞われていたことからラリーでは苦戦を強いられた。

ドイツ向けのテストは、各ドライバーがブドウ畑エリアで1日ずつ、 ヌービルはさらにバウムホルダーで半日走行している。ドイツには新シャシーが投入され、ヌービルがシャシーNo.22、アンドレアス・ミケルセンがNo.21、ダニ・ソルドがNo.22を使う。ノートクルーは、ヌービルがティリー、ミケルセンがコルボルド、ソルドはポンスが担当する。

なお、ソルドは、アルゼンチン中西部のネウケンで開催されるアルゼンチン選手権にR5マシンで参戦することも決まっている。

Mスポーツ・フォード

WRC2Proにエントリーしていたポンタス・ティデマンドは、ギリギリになって取り消しとなった。

フィンランドが残念な結果になったことについては、理由は一切見当たらない。スニネンは明らかに、序盤に見舞われたトラブルからの挽回に苦戦していた。エリック・カミリのR5マシンは事前テストで走行しなかったコンディションでのセッティングに苦戦したが、ドイツへの期待は高い。

テストは3日間をテーム・スニネン、ガス・グリーンスミスでシェアし、カミリはフランスでR5マシンをテスト。その後、カミリとペドロがイベント前の月曜日にテストを行った。技術面での変更はない。

スニネンとグリーンスミスは、フィンランドと同じ車両を使用。ノートクルーは、スニネンはピカリスト、グリーンスミスはカナダのアントワーヌ・エルスタージュ、カミリはパトリック・マゴーが担当する。

なお、先日はF1ドライバーのバルテリ・ボッタスが単独でWRカーをドイツでテストしている。

トヨタ

フィンランドは上々の内容となり、予想外のドラマもなかった。クリス・ミークとヤリ‐マティ・ラトバラのトラブル理由は平凡なスローパンクで、通常のラリーの状況なら想定されるアクシデントだった。

コルシカ以降、舗装スペックについて技術的な前進は特に行わず、マイナーなアップデートのみ。3人のドライバーは、ドイツで少なくとも1日は舗装でのテストを行った。3台は全て新しい車両で、ラトバラはシャシーNo12、オィット・タナックがNo.13、ミークがNo.14。勝田貴元は、トミ・マキネン・レーシングからのエントリーとなる。
(Martin Holmes)



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