Mスポーツ・フォードは、ポンタス・ティデマンドが9月のラリートルコで再びフィエスタWRCをドライブすることを発表した。コ・ドライバーは、今季のモンテカルロ、スウェーデンでも組んだオーラ・フローネが務め、グラベル戦でのWRカーでの走行ポテンシャルを披露することに意欲を見せている。
WRC2時代から、路面を問わずに強さを見せてきたティデマンド。もちろんグラベルでも、見事なパフォーマンスを披露してきた。昨年のトルコにもR5で参戦しているティデマンドだが、トルコに向けてフィエスタWRCでグラベルテストも予定しているという。
「WRCにまた参戦できることにワクワクしている。2月のラリースウェーデン以来、この時を待っていたよ! やっと実現できてとてもうれしいし、Mスポーツや、支援を続けてくれる母国のパートナー、支援してくれるみんなに感謝している」とティデマンド。
「昨年、トルコに出て、本当にタフなラリーであることを知っているので、できる限りの準備を整えることに専念する。ラリーの間に成長を見せていきたい」
なお、ティデマンドはドイツ戦にはMスポーツからWRC2Proにエントリーしていたが、直前で取り消しとなっている。チーム側からは、この参戦キャンセルについては明確な理由は明かされていない。