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高山自動車短期大学ラリーチーム、ラリー北海道を7位完走

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岐阜県高山市の高山自動車短期大学が運営する高山自動車短期大学ラリーチームは、APRCラリー北海道を7位で完走。スバルWRX STIを駆った星野博/髙橋浩子は4年目となる同チームでのチャレンジを無事に達成した。24年目の挑戦となった今年、ふたりを支えたのは2年生の学生メカニック11名と、OBメカニックたちだ。

「Power up × Restart × Future」を新たに掲げる高山自動車短期大学の学生メカニックたちは4月から授業だけでなく放課後にも車両製作や整備の練習を重ねてこのラリー北海道に挑み、無事に車両をフィニッシュまで運んでみせた。

ドライバーを担当した星野は「日曜日の距離が長いのでハードでしたが、無事に完走という大役を果たせました。序盤はトラブルも出ましたが、最終日のサービスでは学生たちの動きも良くなったので安心して走れました。4月からたくさん練習して整備しても、何が起きるか分からないという、まさに実践の授業ですよね。こういうことは今後、彼らが就職して社会に出てからも起きるはずですが、学生のうちにこうしたことをラリーで学べるというのは大きいと思います」とラリーを振り返った。

今年はじめてチーム監督に就任した同大学の高原崇直講師は、「良かったです。ただただ良かった。クルーを務めていただいた星野選手と髙橋選手に、ひとえに感謝です。この結果は、クルーのおふたりやOBメカニック、そのほか支えてくださったたくさんの方々の力があってこそです。学生たちにはそういうことも感じとってほしいですね。今は難しくても、たとえ卒業してからでも、あの時こうだったなと感じてもらえたら授業の意味はあるのかなと。それでまたOBメカニックのように、チームに帰ってきてくれたら、なおうれしいなと思います」と、完走を果たした喜びを噛みしめつつ語った。

高山自動車短期大学 ラリー参戦ブログ
http://www.takayamacollege.ac.jp/funfanblog/

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