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WRCトルコで1−2のシトロエン、自信を高めてラリーGBに臨む

©Citroen

WRC前戦のラリートルコで会心の1-2フィニッシュを決めたシトロエンは、自信を大いに高めて今週のウェールズ・ラリーGBを迎える。昨年のGBでは、セバスチャン・オジエは優勝、エサペッカ・ラッピも3位に入っており、今回も好成績を残して選手権争いでの順位をさらに上げていきたい構えだ。

昨年、勝利を飾ったことで、GB戦通算5勝目をマークしたセバスチャン・オジエ。それまでハンヌ・ミッコラ、ペター・ソルベルグとタイで並んでいた4勝から、記録を更新した。オジエにとっては、2008年にC4 WRCでWRCデビューを果たした、思い出深いイベントでもある。
「GBでのターゲットは、トルコでの勢いを続け、できる限りオィットにプレッシャーをかけ続けること」と激化するタイトル争いに向けて気合いを入れるオジエ。
「自分は、このラリーではいつもいい成績を残している。必死で攻める覚悟だし、走行順が早いことはそれほど大きな問題にならない。ここではグリップ変化を読むことと、コンディションに対応することがすべて。特に、グリップが低いセクションでは、トリッキーになることも多い。このイベントを攻略するまでに自分は時間がかかったが、今はとても楽しめるラリーだ」

一方、ラッピは、GB初参戦の2016年にいきなりWRC2部門優勝をマーク。昨年3位でフィニッシュした際には、ステージウインも2本獲得するなど、才能を発揮している。
「このラリーは、象徴的なチャレンジ。夜のステージ、霧、雨、風、どれも試練だ」とラッピ。
「速度域もかなり高いので、ガッツも必要。グリップ変化が多いので、マシンはあまり繊細過ぎてはならないのはもちろんだ。どの要素についてもテストで順調に作業を進めた。自分たちの走行順では、雨が降ると不利になる。しかし、トルコでは、金曜日のロングステージで雨が降り始めた時も、C3 WRCのフィーリングがとてもよかったからね」



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