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APRCチャイナ:クスコレーシングはC-HRなど3台をエントリー

©Cusco

2019年のFIAアジア−パシフィック・ラリー選手権(APRC)は、10月26−27日、中国浙江省で行われる第8戦チャイナラリー龍遊でファイナルを迎える。今季のAPRCは選手権規定を一新し、パシフィックカップ、アジアカップいずれか同一カップ2戦に参戦することでファイナルへの出場権が得られ、APRCの総合タイトルの行方はこのファイナル一戦で決定される。

選手権常連で昨年ドライバーズ/コ・ドライバーズ、チームズアワードのタイトルを獲得しているクスコレーシングは、このファイナルに3台をエントリーさせる。

前戦ラリー北海道でC-HRのデビューウィンを飾ったマイケル・ヤング/マルコム・リード組は、初の総合タイトル獲得を目指す。日本の川名賢/保井隆宏組はシトロエン DS3 R3 MAXで参戦。さらに、18歳の若手、大竹直生は竹下紀子をコ・ドライバーに迎え、トヨタ・ヴィッツR1でAPRCに挑む。さらに、TRDから参戦する小濱勇希/藤田めぐみ組は、クスコレーシングが制作したトヨタ・ヤリス4WDで出場することが決まった。

Cusco

ラリーは10月25日(金)に開幕。この日は1.82kmのスーパーSS1本を走行し、翌26日(土)と27日(日)は、それぞれ3SSを2ループする6SSで構成、計220.82kmのステージが設定される。グラベルラリーではあるが、各セクションの舗装率は高く、レグ1は約52%、レグ2は約69%が舗装セクションとなる。



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