競技初日となった25日(金)を9番手で終えた勝田貴元が、グラベル主体で行われたこの日の戦いを振り返った。
1日を終えていかがでしょう。
「難しかったですね! 午前中はこのクルマがどのような動きをするかということを確かめたかったのと、危ない箇所もあったので、午後は割り切ってタイムを落とし、このクルマでどのようなことができるかしっかり見ようという感じで走りました。たとえば午前中は雑になってしまっていたブレーキを丁寧にして、スムーズに走れるように心がけました。最後のターマックのセクションは午後少しアグレッシブに走ってみました」
納得のいく走りはできましたか?
「今日だけでもとてもドライビングの引き出しを増やすことができたと思います。今日の最後のステージ(SS6)のターマックではかなりアグレッシブにブレーキングをしたり、スローパンクチャーに見舞われたり、いろいろ試しながら走ることができていたので、収穫のとても多い1日になりました。あとはしっかり金曜日を走り切れたという満足感があります。いままでは絶対何かありましたから!」
明日のステージにはどのように取り組みますか?
「もちろん経験を積むことが第一なのですが、ここのターマックのステージはとてもスムーズで楽しめるので、自分のベストを尽くせるようにいきたいです。ただスムーズといってもイン側から泥がたくさん出てきたり、油断はできません。
明日のスターティングポジションは、オジエ選手とラッピ選手が前になるかもしれないので、そうなると彼らがどこを走っているか、ラインを見ることができると思うので、とても勉強になると思います。路肩を大きくカットできてもあえてしないなど、走り方はいろいろあると思うので、そういうことをいろいろ勉強しながら走りたいと思います。今日と同じで午前中に様子を見て、午後にちょっとトライしていこうかなと思っています」
(Keiko Ito)