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ライコネンの元コドラがフィンランド選手権に登場

 

 今季からF1活動を再開させるためWRCを離れたキミ・ライコネン。コ・ドライバーとしてライコネンの3年間のラリー活動を支えたカイ・リンドストロームがフィンランド選手権に登場した。

 リンドストロームがコ・ドライバーを務めたのは、27歳のミッコ・パユネン。パユネンは、トミマキネンレーシング製のR4仕様スバルインプレッサで参戦し、SS3では自身初となるベストタイムをマークするなど、さっそくリンドストロームとの相性の良さを発揮した。
 パユネンは最終的に、設定された計8SS中、2本でベストタイムをマークし、フォードフィエスタS2000で優勝したエサペッカ・ラッピに28.3秒遅れの3位タイムで、自身初となる4WDマシンでのポディウムフィニッシュを果たした。

 パユネンは「最初の2本でスノーステージでのマシンのハンドリングを確かめ、3本目でアタックした。3位に入ったことで、TMRのスバルR4がとてもコンペティティブであることが分かったし、ラリーも計画通りに進んだ。この後、1週間後のラップランド・ラリーに向けてテストを行い、その後はWRCのスウェーデン戦に挑む」と満足げに語った。

 チームマネージャーのトミ・マキネンもパユネンが見せた速さに満足を見せ、「次世代のフライングフィンはパユネンだということは分かっていたが、彼は自らの速さでその実力を披露してみせた。今後、開発テストを続ける。パユネンへの期待は高まっている」



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