ヒュンダイ、オィット・タナックの加入を正式発表 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ヒュンダイ、オィット・タナックの加入を正式発表

©HYUNDAI

10月31日、ヒュンダイ・モータースポーツはプレスリリースを発行し、オィット・タナックとマルティン・ヤルベオヤが2020年からチームに加入することを明らかにした。

リリースによるとタナックの契約は2年。2020年の開幕戦モンテカルロから、ティエリー・ヌービルとともに14戦に出場する。3台目のi20クーペWRCはダニ・ソルドとセバスチャン・ローブがシェアする格好だ。さらにチームはアンドレアス・ミケルセンおよびクレイグ・ブリーンとも話し合いを続けており、2020年シーズンの協力体制を模索している。ケニア、ニュージーランド、ジャパンなど新しいラウンドが増える2020年に向けた地固めを行っておきたい考えだ。

オィット・タナック
「2020年シーズンからヒュンダイ・モータースポーツの一員となることをうれしく思っている。アンドレア・アダモの示したビジョンは、僕の目標ととてもマッチしており、非常に将来性を感じた。それぞれのキャリアにとってエキサイティングなタイミングでチームに加わることができるのは、とても名誉なことだ。これまで何シーズンにもわたって戦ってきた相手だからこそ、ヒュンダイが成し遂げてきたことに敬意を払っている。彼らは常に競争力のあるチームとマシンを送り込んできた。今度は逆の立場になるから、興味深いね。ドライバーラインナップは非常に強力だ。来シーズン、彼らと一緒に何を達成できるか、楽しみにしているよ」

アンドレア・アダモ
「オィット・タナックとの2年契約はすなわち、ヒュンダイ・モータースポーツがWRCに参戦し続けることの表明でもある。我々は今シーズン、チャンピオンをかけて接戦を繰り広げているが、オィットとマルティンのふたりを迎え、来シーズンも第一線で戦うことができる。タナックは、我々全員がすでに見てきたように、あらゆる路面で安定したスピードを発揮する才能を持っており、ヒュンダイ・モータースポーツにとってこのうえない強みになるだろう。
 そして、タナック加入の発表をもって、我々は4組のクルーで2020年シーズンを戦うことになる。ティエリー・ヌービルとタナックはフル参戦、ダニ・ソルドとセバスチャン・ローブは3台目のi20クーペWRCをイベントごとにシェアする。強力なドライバーラインナップは、チームの目標の高さの現れでもある。また、アンドレアス・ミケルセンとクレイグ・ブリーンについても、2020年の取り組みについて話し合いを続けているところだ」



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