ラリーオーストラリア(11月14−17日)の開催を5日後に控える中、2019年のWRC最終戦が開催できるのかどうか深刻な懸念が生じている。ラリーの開催エリアであるオーストラリアの東側、ニューサウスウェールズで壊滅的な森林火災が発生。既に広範囲に渡って被害が及び、死者も出ている模様だ。
主催者は、開催キャンセル、大幅なルート変更、ルート縮小、いずれかの選択もやむなしという状況に直面しているが、まだ決定は行われていない。直近では、コフスハーバーに拠点を置くこのラリーの中でも、最も火災エリアに近い南部エリアのステージを断念するという案も出ているという。
オーストラリアの報道によれば現在、シドニーらコフスハーバーに向かう道路や、森林エリアへのアクセス路は封鎖されているという。
(Martin Holmes)