キャロッセは1月14日、東京オートサロン2012会場において記者発表会を実施し、マレーシアの自動車メーカー、プロトンの自動車の国内販売を本格的に開始すると改めて発表した。今後はプロトンの日本正規代理店として、プロトンが発表するスポーツモデルを日本マーケットに販売していく予定だ。
2011年にAPRCジュニアカップを獲得した番場彬選手、全日本ラリーのJN3チャンピオンである牟田周平選手もそろって会場に顔を見せた。競技参戦と平行して進めていたサトリアネオの競技用パーツのラインナップもそろい、供給可能となっているという。
会場にはプロトンのラザック氏もかけつけ、プロトンのモータースポーツディビジョンの一部門であるR3部門が開発したサトリアネオ・クスコバージョン(クスコパーツ装着車)をお披露目。さらに、サトリアネオ後継コンセプトモデルのアルティガ・コンセプト、ファミリーカーのSAGAに1.6Lエンジンを搭載した「SAGA R3コンセプト」、そしてサトリアネオのスーパーチャージャー仕様も会場で展示されている。
来週から始まるWRC開幕戦モンテカルロには、元スズキワークスのパー-ガンナー・アンダーソンや元IRCチャンピオンでアバルトワークスだったジャンドメニコ・バッソがプロトン・サトリアネオS2000で参戦することが決定しており、プロトンとキャロッセの今後の展開にも期待が高まる。
東京オートサロンは1月13〜15日、幕張メッセで開催中だ。