大規模な森林火災の影響で開催がキャンセルとなったWRC最終戦ラリーオーストラリア。スタートに備えて現地ニューサウスウェールズ州に入っていたワークスドライバーたちが、地元支援のためのチャリティや慰問などの活動を行っている。
トヨタのヤリ−マティ・ラトバラは、自身のツイッターで「この数日間本当に苦しんできた地元地域のみなさんを支援するために。小さな事だけど、今日はみんなにささやかな贈り物を準備している」とのコメントを投稿し、クリス・ミーク、ティエリー・ヌービル、エルフィン・エバンスらとともにグッズにサインした。
さらに、消防署を慰問し
「真のヒーローたち。消防士、地元地域のみなさん、ボランティアのみなさん。みんなが、この状況の中でも必死に励まし合っている。そんな方々とお会いすることができて、本当に光栄でした」
またティエリー・ヌービルは、混乱の中ようやくコフスハーバーに到着したチーム代表のアンドレア・アダモと抱き合って喜ぶ写真もアップしている。
前戦スペインで新チャンピオンとなったオィット・タナックは、自身の父親が消防士であることを明かし、その思いをツイートしている。
「このひどい森林火災の被害を受けたニューサウスウェールズのみなさんに、心からお見舞い申し上げます。
自分の父が消防士なので、これがどれほど危険で難しい仕事なのか、よく分かっている。僕らの安全を守ってくれる消防士やボランティアのみなさんを、心から尊敬します。
だから、ニューサウスウェールズの地方消防局に寄付することにしました。この混乱が、早く収まりますように!
そして、彼らを支援するために寄付をしたみんなのことも、頼もしく思っています」