2012年ダカールラリーは12日、アリカからアレキパまでの第11ステージが行なわれ、ステファン・ペテランセル(MINI)がステージトップタイムをマーク。総合首位はステファン・ペテランセル(MINI)が守っている。総合2番手はナニ・ロマ(MINI)。
オート部門では、ロビー・ゴードンがポディウムのチャンスを失ってしまう大きな事件に見舞われた。ゴードンはSSパート1の最後で、ドライブシャフトのジョイントが壊れ、リエゾンで交換したが1時間以上もタイムロス。さらに、SSパート2、ゴール手前でクラッチが壊れ、合計1時間50分も遅れることになった。激しいトップ争いから解放されたMINI軍団は余裕でゴール。そしてトップ争いは、今度はペテランセルとロマというMINI勢の争いとなった。
今日はペテランセルがステージ優勝、ナニ・ロマが3分44秒のタイム差で2位に入った。ふたりの総合タイムは22分49秒の差だ。
チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三橋淳は、総合では部門トップをキープ。
チーム日野スガワラは、排気量10リットル未満クラストップを走行していた2号車菅原照仁がトランスファーを石にヒットして破損。1号車の菅原義正がこれを牽引して前半部分を終了、サービスの許されているニュートラルゾーンに駆けつけたアシスタンス部隊がトランスファーを交換して再び戦列に復帰した。その後先行した1号車が総合25位/排気量10リットル未満クラス3位でSSをゴール。続いて2号車も総合30位/クラス4位で無事ゴールした。