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プジョー208ラリー4が正式発表。テスト動画も公開

©PEUGEOT

プジョー・スポールは、プジョー208ラリー4を正式発表し、合わせてテスト動画も公開した。

208ラリー4は、2WDのラリーカーとして世界的に好調な売上げを見せた208 R2の後継モデル。R2はFIAの規定改定により、今後はラリー4と呼ばれることになっている。

208ラリー4は、新型208をベースに最新技術のアドバンテージを活かし、プジョー・スポールのエンジニアと開発チームが現行208 R2を成功に導いたフィロソフィーを継続。208 R2はこれまで世界で450台が供給され、十分なパフォーマンスを持ちちながらユーザーに優しい点が評価された。

開発プログラムは2018年の夏から本格的に開始されており、経験豊富なドライバーによるテストを含む大規模なもの。2020年の第二四半期には満を持して供給の準備が整う模様だ。

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208ラリー4は、最新のPureTech技術を採用した1.2リットル3気筒ターボエンジンを搭載。ロードカーでは特にパワフルなベースエンジンをプジョー・スポールのエンジニアが競技ユースに対応し、208馬力を発生する。これにマニエッティ・マレリのエンジンマネジメントシステム、サデフのギヤボックスが組み合わされる。これらが収まるのは、PSAグループが送り出すすべてのBセグメント車両に採用される新型CMPプラットフォーム。軽量化され車両のダイナミクス性能が上がり、競技パフォーマンスのさらなる向上が見込まれる。

208ラリー4は、今週末開催のマドリッドラリーにてプジョー・ラリーアカデミーからのエントリーで実戦デビューする。2019年ERC3チャンピオンを決めたばかりのエフレン・ラレーナがドライバーを務める。また、同じ週末にはフランスのターマック選手権最終戦、ラリーデュバールにも参戦する予定だ。

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2020年第一四半期にはFIA公認を取得する見込みとなっている208ラリー4は、2020年1月上旬から事前受注を開始するとしている。価格は6万6000ユーロ(税別)。フランスとスペインのワンメイクシリーズ、208ラリーカップに参戦するドライバーを優先に供給されるという。



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