ダカールラリー第9ステージ:ゴードンが首位に肉迫 – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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ダカールラリー第9ステージ:ゴードンが首位に肉迫

 

 2012年ダカールラリーは10日、第9ステージが行われ、ロビー・ゴードン(ハマー)がステージベストタイムをマーク。総合首位のステファン・ペテランセル(MINI)に5分差に迫った。

 アントファガスタからイキケまでの第9ステージは、パウダー状の砂に覆われた峡谷の間を抜けるスプリントステージ。終盤、イキケへ降りる急降下は、大西洋を見渡すダイナミックな下りとなっている。

 コースオープン役となった前日トップのホワン・ナニ・ロマ(MINI)を先頭にスタートしたオートでは、総合2番手につけるゴードンがアグレッシブな走りでステージトップタイムをマーク。SSで2番手に入ったペテランセルとのギャップを縮め、ペテランセルに肉迫することになった。

 一方、ゴードンのチームメイトであるナッサー・アル-アティヤー(ハマー)は、度重なるトラブルがこの日も襲い、オルタネーターベルトにトラブルが発生。174km地点でついにストップしてしまい、リタイアが決定することとなった。

 この日激しいプッシュをみせたゴードンは「予選アタックみたいにプッシュしたよ。時々恐ろしい瞬間もあったしね。今日はタイムを稼ぐことができた。残り4日だけど、4日間激しいレースになるはずだ」とゴードン。

 第9ステージを終えてトップはペテランセル、2番手にゴードン、3番手はクリストフ・ホロウィック(MINI)となっている。

 チームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三橋淳は、途中川渡りの際にデフトラブルを抱え、終盤の砂丘でスタックする場面もあったが、市販車部門トップタイムでフィニッシュ。総合でも部門トップを守り、総合22位につけている。チーム日野スガワラは2号車菅原照仁が排気量10リットル未満クラス2番手となったが、総合で部門首位をキープしている。



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