12月8日、トヨタはフランスでヤリスWRCのモンテカルロ向けテストを実施。来季からチームに加わるセバスチャン・オジエがヤリスWRCのステアリングを握り、その感触を確かめた。
テストベースとなったのはギャップから南に70kmほど、システロンにもほど近いモンターニュ・ド・リュール。北向きのテストベースはラリーモンテカルロの状況と似たような、霜を想定したもので、低μ路でのヤリスWRCの挙動を確かめるという意味合いが強いものだ。オジエの表情は明るく、マシンにも手応えを感じた様子。撮影したカメラマンによれば、「何度も往復した後にマシンから出てきた彼は、最盛期のオジエに戻ったようだった」と語っている。
なおエルフィン・エバンス、カッレ・ロバンペラもすでにテストを行っており、開幕戦モンテカルロに向けた準備を着々と進めている。