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オリバー・ソルベルグがモンテカルロに参戦

©VOLKSWAGEN

オリバー・ソルベルグが、2020年WRC開幕戦のラリーモンテカルロ(1月23−26日)に、フォルクスワーゲン・ポロGTI R5で参戦することが決まった。

2003年のWRCチャンピオン、ペター・ソルベルグを父に持つオリバーは、現在18歳。今年10月のWRCラリーGBでWRCデビューを飾ったばかりだ。

「モンテカルロに行くのは、本当にワクワクする」とオリバー。
「このラリーでは、経験を積むことが全て。父の姿からも世界屈指の難関ラリーであることは知っている。天気によっては、本当にタフになるとね」

「自分は学んでいきたい。ターマックスペックのマシンをドライブしたことがあまりないので、この点をさらに理解するには絶好のチャンスだ」

オリバーは1月の初めにもフレンチアルプスで2日間のテストを行い、モンテカルロの初参戦に備える。開幕戦以降の計画については依然として策定中だとしているが、シュコダ・ファビアR5 Evoで参戦するのではという憶測が流れている。

この点についてオリバーは「どうなっているのか、まだ分からない。いくつかのチームと話をしているし、シュコダもそのうちの1つ。モンテカルロの後には、全てがもう少し明らかになっているといいね」と付け加えた。

ミタンデルソフォルスにある自宅に近いところを走るラリースウェーデンは、特にオリバーの参戦案の中でも優先順位が高いと見られている。
「父が、自分の家に近いイベントに参戦している姿を見て育った」とオリバー。
「もちろん、自分だってそれに出たいよ! 昨年は辛かった。ラトビアのサルマラリーでは自分が勝ったのに、そこからスウェーデンに直行するドライバーがたくさんいた。自分もそうしたかった。スウェーデンは、自分にとって優先度がすごく高い。ステージは自分の家や、トルスビーのチーム拠点にすごく近いんだ」

「来シーズンはR5マシンでWRC2かWRC3を走りたい。それが自分の夢。できる限りたくさんの選手権イベントに参戦したい。ヨーロッパ外はたぶん難しいと思うが、どうなるかな」



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