先日インドのデリーで開催された世界モータースポーツ評議会において、2012年のWRCマニュファクチャラー登録申請期限を12月19日まで延長する決定が下された。
WRCのプロモーターを務めるノースワンスポーツの親会社CSIが破産申請したことを受けて、FIAは選手権の運営面・商業面での長期的な安定を確保するためあらゆる努力をすると明らかにした。申請期限の延期はその結果として合意に至ったという。
現時点でフォード/MスポーツとMINI/プロドライブはマニュファクチャラー選手権の登録については表明しておらず、いずれも自動車メーカーとの折衝が難航していることをうかがわせる。
あと10日。両メーカーともどのような決定を下すのか、結論を注目して待ちたい。