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プロドライブ、新社屋が稼働

 

英国を拠点とする名門ワークショップ、プロドライブが同国バンブリーに新社屋が稼働。11万平米を誇る施設でのパーツ製作を始めた。

この本社では、アストン・マーチン・レーシングの他、MINI、フォルクスワーゲン・ゴルフによるラリーなどのモータースポーツ活動の運営をはじめ、最新テクノロジー部門では、自動車、航空機などの部門も展開される。新施設では、レースやラリーカーの製作のほか、スーパーカーの最新アクティブエアロシステム、高級車のセンターコンソールモジュール、電気自動車の最新コントロールシステムも製作される。

「弊社にとって、新しい時代の始まりだ」とチェアマンのデビッド・リチャーズはコメント。「モータースポーツ、最新技術、製造運営のすべてが、近代的な特別設計の施設の一つ屋根の下に集まった。このことで、より効率的な運営が可能になり、我々が手がけるビジネス同士での連携や技術転換を増やすこともできる」

この30年感、プロドライブはモータースポーツでのポルシェラリーカーのチーム運営から、国際的な技術ビジネスに発展し、雇用者500人規模に成長。同社の総売上高は5000万ポンドに及ぶが、その大半はモータースポーツ以外の事業によるものだという。

今回の新施設は、プロドライブにとって3つめの本社。最初の本社は1984年にシルバーストーンを拠点とし、1986年にバンブリーに移っている。



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