WRCモンテカルロ:ラッピ「9連覇王者を相手に14秒差は大きい」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCモンテカルロ:ラッピ「9連覇王者を相手に14秒差は大きい」デイ3コメント集 

©M-SPORT

ラリーモンテカルロ、デイ3終了後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。Mスポーツ・フォード移籍後の初ラリー、ローブに14.1秒差で最終日を迎えるラッピ。厳しい滑り出しからの立て直しに一定の満足を見せながら、偉大な王者とのバトルを前に現実的なコメントを寄せた。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■エルフィン・エバンス/総合首位(↑)

Toyota Gazoo Racing WRT


「全体的には手堅い1日。首位に立てていい気分だ。今回、ここまでのところは非常に満足している。マシンは自分に大きな自信を与えてくれているし、チームとも一丸となって戦っている。午後はライバルと同じようにスリックタイヤを選んだが、凍結した区間が残っていてすごく難しいステージだった。最初のステージは少し慎重になりすぎ、次のステージでは最後の凍ったコーナーで読みが甘すぎてコースから外れてしまったが、ラッキーにも何にもヒットしなかった。明日は激しい戦いになると思うが、集中力を保ち、あまり考えすぎないように走る」

■セバスチャン・オジエ/総合2位(↓)

Toyota Gazoo Racing WRC


「安定した1日だった。唯一の後悔は最後のステージ、凍ったトリッキーな区間でやや慎重になりすぎてしまったこと。でも、個人的にはいつも、側溝にはまってしまうより慎重に走った方がいいと思っているし、これまでもこのラリーではそのようなアプローチをとってうまくいっている。リスクを冒してうまくいくこともあるが、常にそうなるとは限らない。まだ僅差だし、明日はどんなことでも可能。いいバトルになっているし、明日も力強く戦えば、勝つチャンスはまだ十分にある。ここ数年、同じステージで激しくプッシュしなくてはならない状況になっているので、経験はある」

■カッレ・ロバンペラ/総合6位(=)

Toyota Gazoo Racing WRC


「今日はそれほどハッピーな内容ではないが、でもOK。やるべきことをしっかりやり、ミスのないドライブを続けている。1日中、コンディションはとてもトリッキーだったが、前後とは差が開いていて順位を争ってはいないので、マージンを多くとった走りをした。異なるコンディションで、どうすればこのマシンをうまく走らせることができるかをまだ学んでいるところ。それが理解できるようになった時、もっと速く走れるようになると思う。リスクは一切負わないように走っているので、クリーンな路面でのタイムは決して悪くないと思う 」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■ティエリー・ヌービル/総合3位(=)

Hyundai Motorsport GmbH


「今日の内容にも、チーム全体の仕事にも満足。昨日と比べて格段に改善されたし自信も大きくなった。4SS中、3本でステージウインを獲れたし、優勝争いをしているのは今日のポジティブな点。自分たちが見せたパフォーマンスもうれしく思う。ノートクルーのおかげで、コースオフのリスクを高めることなくハードにプッシュすることができた。これはとても重要なことだし、自信を持って全力を尽くすことができた。明日は優勝を目指すが、同時に安全に攻めることにも努める」

■セバスチャン・ローブ/総合4位(=)
「いい1日とはいいがたいね。適切なリズムをつかむのに苦戦した。このようなコンディションでは、フィーリングが100%でなければタイムをロスしてしまう。読みにくいコンディションで、グリップレベルが常に変化していた。今日の最後のステージで小さなミスをして、最後の凍ったコーナーでスピンしてしまった。でも、全体的には確実な路線に留まることに努めている。上位の3人は飛び抜けているので、自分のターゲットは4位を守ること。明日はもっとうまくいくことを願いたいね」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■エサペッカ・ラッピ/総合5位(=)
「午後はすべてのフィーリングが格段によくなった。マシンに変更を行い、これでグリップがたくさん得られるようになった。ノートクルーからの情報も、より正確になった。おかげで自信が高まり、いいタイムも出せるようになって、上にいるローブとの差も一気に詰まった。それでも、9連覇王者を相手に14秒差は大きいよ! 彼は誰よりもステージを熟知していると思うので、自分は自分のことに専念して明日もいい改善が見られることを願うよ」

■テーム・スニネン/総合11位(↑)

M-SPORT


「自分たちのペースは、ドライ、ウエット、マディなセクションではかなりよかったし、スプリットでトップ3タイムを出すこともできた。でも、凍ったセクションでかなりタイムをロスした。特に、スリックを履いていたからね。たぶん、マシンを無事にフィニッシュさせなくてはいけないと自分が分かっているからだと思うが、それでももっと速く行けるはず。でも、経験はいつでも役立つものだし、今日はタイヤチョイスはよかったのでその点は満足している」

■ガス・グリーンスミス/総合66位(↑)

M-SPORT


「シーズン前にどれだけ作業をしてきたかを考えれば、昨日、自分の自信はかなりズタズタになった。自分のキャリアのどん底だと思うので、今日はそこから立て直すことがすべてだった。最初のステージではミスをするようなモードにはなってはおらず、そこから流れをつかみ次のステージでは5番手タイムをマークした。その後は、上位の後塵を拝したが、とにかく自分のことを考え、必死に取り組んでいけば、いつか報われるはずだ」



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