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2011年にデビューしたばかりのスバル・インプレッサR4が、早くもタイトルを獲得した。
ヨコハマタイヤのサポートを受けて今季IRCに参戦してきた新井敏弘は、最終戦キプロスで序盤からクラスをリード。タイトル獲得のライバルだったニコス・トマス(三菱)がSS9でストップしてからも好タイムを刻み、インプレッサR4初のタイトルを獲得した。
4戦に出場し、モンテカルロ、ツール・ド・コルス、サンレモでクラス優勝を飾ったフローリアン・ゴノンのポイントを超えて、終盤のスコットランド、キプロスの2戦で勝利した新井が36.5ポイント差でチャンピオンとなった。
なお、初ドライブのインプレッサR4で3戦に出場し、スコットランドではクラス4位に入った奴田原文雄は選手権5位でシーズンを終えた。