シュコダ・モータースポーツは、オリバー・ソルベルグのファビア・ラリー2 Evo初テストの動画を公開した。
2月のラリースウェーデンには、シュコダ・モータースポーツの支援を受けて初めてファビア・ラリー2 EvoでWRCに参戦したオリバー。シュコダ・モータースポーツは技術的な準備を行ったほか、現地では経験豊富なエンジニアやメカニックが帯同してサポートした。これらは今季のモータースポーツ戦略の一部だといい、カスタマーチームに大規模なサポートを行い、才能のある若手ドライバーを支えることを目指すという。
今回公開した動画は、ラリースウェーデンの前にチェコで行ったもの。このテストの前までオリバーはファビア・ラリー2 Evoに座ったことはなく、ここで自分にあったセッティングを見つける作業を行った。シュコダ・モータースポーツのエンジニアやテクニシャンとともに、あらゆる細部を強化したという。
「シュコダ・モータースポーツと一緒に仕事をするのは、自分の夢だった。トップレベルのワークスチームだからね。成功を収めるために懸命に取り組んだ」と語るオリバーは、テストでの最初の数kmでの走行で喜びを見せたという。
「自分にとって、いいマシンとはドライブしやすく、ハンドリングが素直で、余裕の幅が広いこと。そうすれば、どんな時でも、どんな場所でも速く走れる。ファビアは、ものすごくポテンシャルがある素晴らしいマシンだよ」
オリバーはこの後、ラリーポルトガル(5月21‐24日、グラベル)にもシュコダ・モータースポーツからファビア・ラリー2 Evoで参戦する可能性が挙がっているという。