3月14日、デイ3でのラリー中断を決断したWRCメキシコに対し、各チーム代表がコメントを発表した。
ヒュンダイ・モータースポーツ チーム代表、アンドレア・アダモ
「ラリーメキシコを土曜日の夜で中断するという決断は、関係各位の全会一致で行われた。ラリー関係者が帰国するにあたって状況が難しくなってきたためだ。状況は刻々と深刻になっており、これ以上、決断を先延ばしすることはできなかった。ラリーを中断してこの特殊な状況のなかで安全な帰国を優先したことは、適切な判断だったと思う」
Mスポーツ・フォード チーム代表、リチャード・ミルナー
「イベント主催者、FIA、WRCプロモーターが下したこの決断を完全に支持する。全コンペティターがラリーを続行することを願っているが、もっと広い視野で状況を考慮しなくてはならない。米国やヨーロッパで様々な国からの渡航者制限が行われ始めたことから、我々の最優先事項は全チームメンバーが安全に帰国できるようにすることだ」
トヨタ・ガズーレーシング チーム代表、トミ・マキネン
「我々のチームは状況を理解しており、ラリーメキシコの主催者が下した決断を全面的に支持する。ラリーメキシコは本当に素晴らしいイベントなので、今回の開催がこのような形で終わりを迎えるのは残念だが、チームのメンバーが安全に家族の元へ帰ることができるようにするためには、正しい決断だ」