WRCメキシコ:オジエ「この雰囲気で祝うのは難しい」デイ3コメント集  – RALLYPLUS.NET ラリープラス
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WRCメキシコ:オジエ「この雰囲気で祝うのは難しい」デイ3コメント集 

©Toyota Gazoo Racing WRT

ラリーメキシコ、デイ4の走行がキャンセルとなり、デイ3終了時点でラリーフィニッシュとなった後の各ドライバーからのコメント(抜粋)。メキシコ通算6回目の勝利がトヨタ初のメキシコ制覇をもたらすことになったセバスチャン・オジエは、その複雑な思いを吐露した。なお、デイ4がキャンセルになったことによりパワーステージの走行は行われなかった。
(カッコ内は順位の前日比)

[トヨタ・ガズーレーシングWRT]
トヨタ・ヤリスWRC

■セバスチャン・オジエ/総合優勝(=)
「いい週末だった。スタートからすぐにいいフィーリングを感じ、金曜日の午前にチャンスをつかんでリードに立った。今日は走行順もよくなり、すぐにプッシュを始めてギャップを広げ、最後までそれをコントロールすることに務めた。ちょっと妙な勝利だし、この雰囲気の中では祝うことは難しい。でも、チームには感謝している。この週末、素晴らしい仕事をしてくれた。週末を通してマシンはトラブルなしだった。本当に安定していて速さがあった。選手権争いの上でも大切なことだ」

■エルフィン・エバンス/総合4位(↓)

Toyota Gazoo Racing WRT


「簡単な週末ではなかったが、かなりいい走りができた感触はある。今日の午前は、出来る限り全てのことを最大限に活かせたと思うが、走行順の関係でうまく行かなかった。午後は少しミスがありトラブルを抱えてしまったために、上を狙うことはできなかった。この部分は少し残念だが、同時にメキシコで初日が先頭走行だったのに4位フィニッシュできたことは、そう悪くない。3台のヤリスWRC全てがここをフィニッシュしたのだから、チームとマシンの強さが証明されたと言える」

■カッレ・ロバンペラ/総合5位(=)

Toyota Gazoo Racing WRT


「全体としてかなりハッピー。ベストの内容ではなかったし、アンラッキーもあったが、プッシュをしていた時はいいペースが出ていたことはよかった。初めてのメキシコ参戦で相応のスピードを出すのは簡単ではないので、満足していいと思う。今日はほとんど砂利履きをしていたので、安全なペースでとにかく順位を守りながら、砂利履きについて学んでいた。シーズンの滑り出しはとてもいい流れになった。大きなミスなくクリーンにラリーを終えられているのはよかったし、まずまずのペースを出せた時もあった」

[ヒュンダイ・モータースポーツ]
ヒュンダイi20クーペ WRC

■オィット・タナック/総合2位(↑)

Hyundai Motorsport GmbH


「ヒュンダイ・モータースポーツからの参戦でまた2位に入ることができて、うれしい。このチームから参戦するi20クーペWRCでの初めてのグラベル戦で、出来る限りハードにプッシュしたと思う。勝てるパフォーマンスは出せていた。金曜日の午前のことは自分のミス。完全に自分が悪い。その後は、とにかくできる限りの結果を残そうと、ゆっくりゆっくりタイムと順位を取り戻した。いろいろな意味で厳しいイベントだったし、精神的にもかなりタフだったが、今回もポディウムに上がれたのはよかった」

■ティエリー・ヌービル/総合16位(↑)
「全体として、ヒュンダイ・モータースポーツにとって厳しい週末だった。残念ながらラリーの初日に技術的な問題に直面し、出ばなをくじかれた。受け入れ難かったが、モータースポーツではこれもゲームの一部だ。ポジティブな点は、自分たちの速さは勝利を争えるレベルだったこと。昨日のトラブルの後、戦いに戻りたいと思ったし、土曜日は全体として強さを見せられた。コンペティティブな走りもできたし、ステージウインも2本獲った。チームとして、今回起きた問題を避けられるように一丸となって取り組み、これまで以上に強くなって戻ってくる」

[Mスポーツ・フォードWRT]
フォード・フィエスタWRC

■テーム・スニネン/総合3位(↓)
「今回、ここにいられて本当にハッピーだし、チームにいい結果を持ち帰ることができて誇りに思う。スウェーデンの後はあまりいい流れではなかったし、周りからももっとペースを上げるように言われたよ! それからスイッチを切り替えて、もっと強い男になって戻ることができた。いいペースでトップリザルトにチャレンジできるようになった。今回はいいドライビングができたと思うし、とても一貫性があったことは重要だ。もちろん、2位を獲れたらもっとよかったが、オィットは本当に速かったし自分たちにはブレーキトラブルが発生してそれに対応しなくてはならなかった。それでも、ポテンシャルがあることは見せられたと思うので、この先のラリーでどこまでできるか楽しみだ」

■ガス・グリーンスミス/総合9位(↓)
「願っていたような週末にはならなかった。ラリーが始まるまではとてもいい感じだったのに、そのフィーリングがつかめず、ミスもしすぎた。1kmうまく走れたら、1km悪い走りになり、その繰り返しだった。でも、状況はよくなっていき、午後には自分でも楽しめるようになった。まだ学ぶことはたくさんあるが、今は、とにかく続けていくしかない」



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