WRCプロモーターが、公式サイトWRC.comで展開している「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、決勝トーナメント1回戦・4回目の対決の投票を4月13日(月)中央ヨーロッパ時間10時(日本時間18時)から24時間、受け付けている。今回は、フィンランドのマーカス・グロンホルムとスウェーデンのビヨルン・ワルデガルドという北欧勢対決だ。投票は、4月14日(火)日本時間18時に締め切られる。また、1回戦の全組み合わせの結果は、4月18日(土)に発表される。
マーカス・グロンホルム
遅咲きのグロンホルムがWRC初勝利をマークしたのは、32歳。しかし、一気にそれまでの遅れを取り戻し、プジョーとフォードで通算30勝を飾った。プジョー206WRCで世界タイトルを2回獲得したほか、地元フィンランドのWRC戦は通算7勝とハンヌ・ミッコラと並んで最多タイ記録を誇る。2019年にはトヨタ・ヤリスWRCでラリースウェーデンに出場した。
ビヨルン・ワルデガルド
WRCの初代ドライバーチャンピオンは、1979年のビヨルン・ワルデガルドだ。紳士的なワルデガルドは常に冷静沈着で、どんなマシンでもどんなコンディションでも、落ち着いて対応した。WRC通算16勝だが、シリーズが創設される以前の1969年、1970年にモンテカルロ優勝という金星を挙げている。また、史上最年長でWRC優勝を飾った記録も誇り、1990年にトヨタ・セリカGT-FOURでサファリを制した時は、46歳だった。
グロンホルム vs ワルデガルドの投票はこちらから。
https://www.wrc.com/en/news/season-2020/wrc/round-of-16-gronholm-v-waldegard-vote-now-/