WRCプロモーターが、公式サイトWRC.comで展開している「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、決勝トーナメント1回戦・6回目の対決の投票を4月15日(水)中央ヨーロッパ時間10時(日本時間18時)から24時間、受け付けている。今回は予選から進出したフランス人、ディディエ・オリオールと、このトーナメント唯一のイタリア人、ミキ・ビアジオンとの対決。投票は4月16日(木)日本時間18時に締め切られる。1回戦の全組み合わせの結果は、4月18日(土)に発表される。
ミキ・ビアジオン
WRCでチャンピオンを獲得した唯一のイタリア人がビアジオン。通算17勝のほとんどはランチア・デルタで収めたもので、1988年、1989年には2年連続で選手権を制覇した。ピーク時には、参戦したラリーの勝率は75%に上り、ユハ・カンクネンに続きタイトルを防衛に成功したふたり目のドライバーとなった。
ディディエ・オリオール
晩成型のオリオールは1994年、36歳の時にトヨタ・セリカGT-FOUR(ST185)でフランス人として初めてWRCでのチャンピオンを獲得した。非常に数多くのマニュファクチャラーのマシンをドライブしたが、最も活躍を見せたのはランチアとトヨタの時で、自身通算20勝のうち18勝をこの2チームで収めている。コルシカのツイスティでコーナーの多い山岳路を得意とし、同イベントで通算6勝をマークしている。
ビアジオン vs オリオールの投票はこちらから。
https://www.wrc.com/en/news/season-2020/wrc/round-of-16-biasion-v-auriol-vote-now/