プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンDS3のチューニングモデルである「DS3 Racing」の受注予約を開始した。
DS3 Racingは、WRCのワークスチームであるシトロエン・レーシングのエンジニアが開発を担当した市販モデル。2010年のパリショーで世界限定1000台として発表されたが、各国からのリクエストを受けて2011年に2000台が追加生産されることになったという。
搭載されるエンジンは、量産モデルと同じ1600ccターボエンジンだが、最高出力は156馬力から207馬力に、トルクも240Nmから275Nmへと大幅にパワーアップ。足まわりには専用ダンパーとスプリングが装着され、車高は15mmダウン、トレッドは30mm拡大されている。設定されるボディカラーは、白/グレールーフと黒/オレンジルーフの2種類。
主要スペック(参考:欧州仕様値)は以下のとおり。
全長:3948mm
全幅:1717mm
全高:1443mm
ホイールベース:2464mm
車重:1165kg
エンジン:1598cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:152kW(207ps)/6000rpm
最大トルク:275Nm/2000~4500rpm
トランスミッション:6速マニュアル
フロントサスペンション:マクファーソン・ストラット
リヤサスペンション:トーションビーム
タイヤ:215/40/R18ブリヂストン・ポテンザRE50
なお、日本市場に導入されるDS3 Racingは右ハンドル仕様で35台。気になる価格は360万円(税込)となっている。