全日本ラリー選手権第6戦 2011ARKラリー洞爺は、スバル・インプレッサの勝田範彦が勝利を挙げた。
ラリーは9月3〜4日にかけて北海道虻田郡洞爺湖町で開催。初日は10本、2日目に5本のステージが行なわれた。
オープニングのSS1では三菱ランサーエボリューションの福永修がアタマひとつ抜け出し、奴田原文雄(三菱)、勝田という順でラリーはスタート。しかし勝田はSS2で2番手に浮上、SS3では福永をかわし首位に立つことに成功した。
キャロッセの柳澤宏至(三菱)はSS5でベストタイムをたたき出し、総合4番手から一気に2番手へジャンプアップ。一方、奴田原はSS6でベストタイム。3番手に浮上し、柳澤の背後に迫った。SS10で奴田原は柳澤をとらえ、首位の勝田と23.8秒差の2番手に。
初日終了時点で上位陣は勝田、奴田原、柳澤、福永というオーダーとなった。
明けてデイ2、勝田を追いたい奴田原だが、SS13で痛恨のパンクを喫して3番手にドロップ。2番手に浮上した柳澤だが、残り2SSではいかんともしがたく、快調に首位を走り続けた勝田が今シーズン2勝目を挙げた。暫定総合順位は以下のとおり。
総合順位
1.勝田範彦(インプレッサ/ラック名スバルSTI DLインプレッサ)1時間35分26秒4
2.柳澤宏至(ランサーエボリューション/CUSCO ADVAN EVO.X)+42秒7(1位との差)
3.奴田原文雄(ランサーエボリューション/ADVAN PIAA ランサー)+1分29秒7(1位との差)