WRCプロモーターが公式サイトwrc.comで展開している「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、4月24日(金)に決勝トーナメント2回戦の投票結果を発表した。
注目されたWRCタイトル2回獲得のカルロス・サインツとWRC4連覇王者トミ・マキネンの対決は、サインツが制した。来週から始まるセミファイナルでは、セバスチャン・オジエと対戦する。
トーナメントは準々決勝も多くの投票を集めて盛り上がった。最も賑わったのが、このサインツと現トヨタのWRCチームを率いるマキネンとの対決だった。6人の専門ジャーナリストによる投票で優勢だったサインツは、ファンからの投票でも後押しを受け、66.4%の票を獲得した。
一方、第2シードのオジエは、今回唯一イタリアからの参戦となったミキ・ビアジオンとの対戦を制してセミファイナルに進出。オジエは、準々決勝では最多の84.4%の票を獲得した。
セミファイナルのもう一組の対戦は、トップシードのセバスチャン・ローブ対ユハ・カンクネンの組み合わせとなった。ローブはドイツのバルター・ロールとの対戦で80%近くの票を獲得。第4シードのカンクネンは、マーカス・グロンホルムとのフィンランド人対決を、3分の2をやや上回る得票数で制した。
セミファイナル1組目、ローブ対カンクネンの投票は4月27日(月)、中央ヨーロッパ時間10時(日本時間17時)から始まり、24時間受け付ける。2組目のサインツ対オジエの投票は、28日(火)の同じ時間に開始。ファイナリストは、4月29日(水)に発表される。