日野チームスガワラは、ダカールラリー2012に8年ぶりに投入する新型レーシングトラックの実践テストとして、ラリーモンゴリア2011(8月8〜15日/ウランバートル)に出場した。ゴビ砂漠を舞台に行なわれるこのラリーは、総走行距離約3000kmを1週間かけて走破する。
ドライバーを務めたのは菅原照仁。四輪部門で総合6位を獲得した。
「2011年のマシンに対し、300kgの軽量化、エンジン搭載位置のミッドシップ化・低重心化、トレッドの拡大などを実施しました。操縦安定性・走破スピードは桁違いに向上しています」と好感触だ。
ただし今回の参戦で新たな課題も見つかったようで、今後はデータを分析し、改良に務めるという。
一方、父親の菅原義正もスズキ・ジムニーで参戦。レンジャーに続く四輪部門総合7位でフィニッシュしている。
ふたりは2012年の年明けから始まるダカールラリーに向けて準備を着々と整えているようだ。