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WRC.com「最も偉大なWRCドライバー決定戦」優勝はカルロス・サインツ

©Red Bull

WRCプロモーターが、公式サイトwrc.comで展開してきた「最も偉大なWRCドライバー決定戦」は、5月4日(月)、ファイナルの投票が締め切られ、セバスチャン・ローブとの対決を制したカルロス・サインツが「最も偉大なWRCドライバー」の栄光を手にした。

6人のラリー専門ジャーナリストと、wrc.comを通じての一般ファンからの投票によって各対決の勝負を決定してきたこのトーナメント。WRCを2度制しているエル・マタドール、サインツと、WRC9連覇王者のローブ、合計8万の投票を集めたこのファイナルは接戦となり、最終的にサインツが57.28%の票を獲得して、トーナメントの頂点に立つこととなった。1カ月にわたるトーナメントの合計投票数は、のべ30万以上にも及んだという。

「これだけの支持を得られて、この上ないほどうれしいし、誇りに思う」と58歳のサインツはファンに向けてコメントを寄せた。
「自分のことをファイナルまで進出させてくれて本当にありがとう。そして、セバスチャン・ローブとのファイナルも勝たせてくれた」

「自分がセバスチャン・ローブのことをどれだけ評価しているか、語るまでもないと思う。彼が最も偉大なドライバーとしてふさわしいこともね。でも、彼だけでなく、すべての世界チャンピオンたちは評価に値すると思う。しかし、勝負というものは、誰かが勝者かを決めなくてはならない。今回は、それが自分だった」

「自分は、ラリーにすべてをかけてきた。ラリーは自分の人生であり、夢であり、今ではラリーとラリーのすべての仲間がいるから、笑顔でいられる」とサインツは締めくくった。

今回のファイナル、6人のジャーナリストの票は真っ二つに割れ、サインツとローブが3票ずつ獲得。最終的にファンからの人気をより多く集めたサインツに軍配が上がった。

WRC プロモーターのマネージング・ディレクター、オリバー・シースラは「キャリアに新しいタイトルを加えたカルロスに心からの祝福を贈りたい。今、彼はまさにWRCのキングとなった!」とコメント。
「今回の戦いは、予想を超える人気を集めた。WRCの競技が開催されない間、ファンのみなさんに何か楽しんでいただきたいと思い、企画した。人気はどんどん高まり、最終的に30万を超える投票が集まった。参加してくれたみなさん、本当にありがとうございました」



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