今季、全5戦の構成で立ち上がったバーチャルラリーシリーズ、デジタルAPRCの第2戦は日本が舞台となる。オンライン・ラリー北海道が、5月23‐24日に予定されている。
いまやバーチャルラリーシリーズでは定番のDiRT Rally 2.0をプラットフォームに行われているこのシリーズの第1戦ワンガレイではすでに激しいバトルが展開されており、ニュージーランドとは時差も少ないことから日本からも多数のエントリーを集めた。このオンライン・ラリー北海道でも、さらにエントリーが増えることが期待されている。
実際のラリー北海道で昨年、トヨタC-HRで総合優勝を飾ったクスコ・レーシングのマイケル・ヤングは、熱心なゲーマーで「DiRT Rallyというゲームは、現実のラリーよりも格段にハードなので、自分のラリーの経験が活かせることを願うよ」と語る。
「北海道は大雨になりそうで、雪が降ることもあるかもしれない。このゲームでは、コンディションに合った適切なタイヤを選ぶことが欠かせない。だから、天気をしっかりチェックするよ」
オンライン・ラリー北海道は、日本時間の5月22日金曜日21時からスタートし、最初の24時間でナイトのウォームアップを走行し、サービスブレイクを挟んだ後に昼間のステージにスイッチ。5SSの後のサービス、その後で3SSを走行する。翌日も同じ構成での8SSを24時間以内にコンプリートし、フィニッシュとなる。
開幕戦ワンガレイ戦に参戦したコンペティターからのフィードバックでは、再現性のレベルの高さが挙げられていた。フィニッシュするためにタイヤチョイスやドライビングスタイルを検討したりする一方で、アイテナリーに沿って進む進行など、実際と同じ点がたくさん見られたという。ヘイデン・パッドンのようなトップドライバーが速いタイムをマークする一方で、レーシングゲームでの世界での経験差が表れていることで、このシリーズがいかにコンペティティブであるかが浮き彫りとなったとシリーズは強調する。
ハッシュタグ #RaceAtHome を使うことで、SNSを通じてスペクテイターも自宅にいながらイベントに参加することができるとしている。
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