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【動画】最後のスイフトマイスター、アーロン・ブルカルトがドイツにフィエスタで参戦

 

セバスチャン・ローブ、セバスチャン・オジエをはじめ、ダニ・ソルド、クリス・ミークらの現役ドライバーも輩出したJWRC(ジュニア世界ラリー選手権)。カテゴリー最後の年となった2010年の王者は、日本のスズキ・スイフトS1600を駆ったアーロン・ブルカルトだ。

そのブルカルトが、地元ドイツでフォード・フィエスタRS WRCをドライブする。コ・ドライバーはアンドレ・カケルだ。

「ホームイベントにWRカーで出場できるなんて、本当に素晴らしいよ。20台ものWRカーが出場するとなれば、ポイントを得るのは大きな挑戦になるけど、少なくともそれが私の目標だ」とブルカルト。

ブルカルトは日曜日にドイツで初めてフィエスタRS WRCのテストを行なう。新しいマシンの知識は不足しているが、挑戦の準備は整っていると語った。

「テストはラリーで使うマシンで行なうので、どんなミスも許されないし、レッキのことも考えなければならない。コーナリングスピードがWRカーははるかに高いということも考えておかないとね」

ブルカルトはマシンに慣れるためにフィエスタS2000でテストを実施。その模様がYouTubeに公開されている。

Mスポーツのマルコム・ウィルソンもブルカルトに興味津々だ。「我々のドライバーたちと同じように、彼がどのようなパフォーマンスを見せるか、興味をもって見守りたい」

彼がWRCに最後に出場したのは2010年のスペインだが、2009年のラリーGBでは、シトロエンC4 WRCでスポット参戦し、総合12位でフィニッシュしている。現時点でスズキユーザー最後のチャンピオンがどんな活躍を見せるか、期待が高まる。



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