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P-G.アンダーソンが語るスバル・インプレッサR4の可能性は?

 

パー-ガンナー・アンダーソンは、フィンランドでスバル・インプレッサR4をドライブし、総合15位で終えた。トミ・マキネン・レーシングが初めてプリペアしたインプレッサR4は、ボディにR4と刻まれデビュー戦を戦い抜いた。

「トミのプランについては分からない。彼らは初めて完成させたインプレッサR4を、フィンランドでデビューさせたかったんだ。この参戦はいい機会だったしトミと一緒にいい仕事ができたよ。このマシンの開発を手伝うのが目的で、再びR4をドライブしたいと思う。だが、この先のことは分からない」

R4規定は従来のスバル・インプレッサWRX STIの主戦場だったグループN規定よりも、軽量化やサスペンションストロークなどの改善を施せる規定だ。WRCにエントリーする際には、グループNが戦うPWRCではなく、SWRCにエントリーすることになる。ライバルはS2000マシンたちだ。

インプレッサR4の可能性については、「もう少し軽量化(約50kg以上)を頑張らなくてはならないね。残念ながら、インプレッサというクルマは大きいので、S2000に近いとは言いがたい。マシンはとてもよく走ってくれたよ。金曜日はずっとリヤがスライドしてしまって、プッシュするために十分なコントロールを得られなかったが、土曜日は改善した」

アンダーソンは資金難によりWRC出場がかなわずにいるが、「うまくいけば将来WRCに戻ってくるよ」と語っている。



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