ヤリ・フッツネンは7月10‐12日に開催されたラリーボヘミア(チェコ、ターマック)に、ヒュンダイ・ポーランドレーシングのカラーリングをまとったi20 R5で参戦し、3位フィニッシュを飾った。
グラベルを得意とするフッツネンだが、このイベントではWRカーを相手に総合でのステージウインを2回奪取、R5クラスではさらに2本のベストタイムをたたき出し、地元強豪やターマックスペシャリストがひしめくなかで、初日を総合首位で終えた。
しかし、2日目はセッティングが合わずマシンのハンドリングに不調を抱え、首位争いからは脱落。それでも、持ち前のペースを武器に奮闘を見せて3位フィニッシュを果たし、2月のラリースウェーデンでのWRCクラス優勝に続き、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による自粛明けでも好調を維持した。
ラリーボヘミア最終結果
1 バクラフ・ペック(フォード・フォーカスWRC) 1:29:59.5
2 ヤン・コペッキー(シュコダ・ファビア・ラリー2Evo) +6.4
3 ヤリ・フッツネン(ヒュンダイi20 R5) +49.8
4 フィリップ・マレス(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +1:04.7
5 ヤン・チェルニー(フォルクスワーゲン・ポロGti R5) +1:54.7
6 サイモン・ワグナー(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo) +1:58.3
7 ミロスラフ・ジェイクス(シュコダ・ファビア R5)+2:22.6
8 エリック・カイス(フォード・フィエスタR5 MkII) +2:29.9