今週開催されるERC開幕戦ラリーディローマ・キャピターレ(7月24‐26日、ターマック、イタリア)は、開幕に先駆けて7月20日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染防止対策の一環としてサービスパークで大掛かりな消毒作業を行った。
今回、87台のエントリーを集めたラリーディローマ・キャピターレ。主催のモータースポーツイタリアは、ソーシャル・ディスタンスを維持するためにサービスパークを2カ所に分割する対応を行った。この日は、イタリアの消毒作業会社大手、ピスッタの協力により、同社から作業者25台、50人の専門スタッフが参加して何時間にも及ぶ作業に当たった。同社は、イベント中も各ステージにも最先端装備を備えた緊急車両で待機し、あらゆるシチュエーションに備えるという。
ラリーディローマ・キャピターレはイベント中、COVID-19の対応策として、作業できるエリアに入場する前に健康チェックなどを行うエリアも設定するなど、厳戒態勢で感染対策を行っている。