2020年ERC開幕戦ラリーディローマ・キャピターレ(イタリア、ターマック)は7月24日、フモーネにある4.02kmのステージで予選が行われ、地元イタリアの強豪ジャンドメニコ・バッソ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)がトップタイムをマークした。バッソがポロGTI R5でラリーに参戦するのは、これが初めて。
2018年のERCチャンピオン、アレクセイ・ルキヤナク(シトロエンC3 R5)が0.385秒差の2番手タイムで続いた。
「ルーズな石がたくさんあって、ステージはトリッキーだったが、クリーンな走りをして無茶はしなかった」とルキヤナク。
元ERC3ジュニアのドライバー、アンドレア・クルノーラ(C3 R5)が3番手、ローマ初参戦のオリバー・ソルベルグ(ポロGTI R5)は最初のコーナーでオーバーシュートをしながらも4番手タイムにつけた。チームMRFタイヤのエミル・リンドホルムが5番手、ファビアン・クレイムが6番手で続いた。ヒュンダイのクレイグ・ブリーンはトップと2.767秒差の9番手タイムに留まった。
上位15人が土曜日の開幕レグでのスタート順選択を行い、バッソは一番手で選択を行い2番手を選んだ。先頭スタートはオリバー・ソルベルグ。
*レグ1の走行順を修正しました。
ERCローマ 予選結果
1 G.バッソ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) 2:11.350
2 A.ルキヤナク(シトロエンC3 R5) +0.385
3 A.クルノーラ(シトロエンC3 R5) +1.123
4 O.ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +1.186
5 E.リンドホルム(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)+2.112
6 F.クレイム(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +2.292
7 S.テンペスティーニ(シュコダ・ファビアR5) +2.655
8 C.デバイン(ヒュンダイi20 R5) +2.672
9 C.ブリーン(ヒュンダイi20 R5) +2.762
10 N.ヘルチグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5) +2.837