2020年ERC開幕戦ラリーディローマ・キャピターレ(イタリア、ターマック)は7月24日、予選に先駆けて午前中にプラクティスが行われたが、ここでフィリップ・マレス(シュコダ・ファビア・ラリー2 Evo)がクラッシュ。土曜日の競技スタートでの走行順を決める予選ステージに参加することはできず、スタートを目指してマシンの修復を急いでいる。
「具体的に何が起きたのか、説明ができない」と語るマレスは、ACCRチェコ・ラリーチームからの参戦。
「スタートの後、高速でバンピーなセクションでリアを失った。大きくスライドして、後ろ向きにコースオフした。スタートまでにマシンを直せるか、様子を見なくてはならない。マシンはまだブッシュにあるんだけど、がんばってみるよ」
マレスは、この日の夕方にローマで行われるセレモニアルスタートには参加が義務づけられる見込みで、メカニックたちが修復にあたる。