開催中のERC開幕戦ラリーディローマ・キャピターレ、レグ1を終えて総合3番手、ERC1ジュニア部門では首位に立っているオリバー・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロGTI R5)は、SS2のスタート前にメガネを紛失。視界が悪い状況での走行を余儀なくされている。
「何も見えないし、何よりメガネがないと距離感が分からないから、難しかったよ!」と語るオリバーは、ヘルメットを装着する際にメガネを外し、フォルクスワーゲン・ポロGT R5のルーフに置いたまま乗車してしまったようだ。
「父さん(ペター・ソルベルグ)がメガネを見つけてくれたんだけど、他のクルマに踏まれて壊れてしまったのでメガネなしで走らなくてはならなかった。でも、リスクは一切負わずに肩の力を抜いて、タイヤマネージメントのことを学んだり、ターマックの基本的なコンセプトを理解することに努めた。タイムはかなりよかったし、自分としては予想以上だよ」
フレームが割れてしまったメガネはペターが接着を試みたがうまくいかず、オリバーはレグ2もこのままメガネなしで走ることに決めたようだ。